1か月ぶりの更新となりました。
サボっていた訳ではないのですが、この期間、前半クラスでは数名の方々が「体験稽古」をされ、その対応をしておりまして、更新が遅くなりました(汗)!!
この日の前半のクラスは審査対策の稽古でした。
今月(4月)の師範稽古で5級の審査を受けられる方と、来月(5月)の師範稽古で2級の審査を受けられる方がいらっしゃったので、5級を受けられる方は別メニューで「5級の審査の技」だけを稽古してもらい、2級を受けられる方には2級の技の中で、「諸手取り」と「後ろ両手取り」を中心に稽古を行いました。
そして、稽古の最後には、5級と2級の「模擬審査」も行いました。
5級の方に関しては、今までに2,3回模擬審査を行っておりますので、技の手順などで戸惑うこともなく、スムーズに動かれていたと思います。
あとは、審査当日に元気よく技をして頂ければと思います。
2級の方に関しては、今回が初めての模擬審査という事で、いくつかの技の手順で戸惑う事がありましたが、全体的に「元気よく」動かれていたと思います。
これから、何回か模擬審査を行い、ブラッシュアップをしていきたいと思います。
今度の稽古では、2級の技の手順について解説したビデオ撮影を行い、それを「Youtube」にアップしようと思っています。
※動画については、会員の方々のみの「限定公開」と致します。
この動画をご覧になって頂いて、来月(5月)の2級の審査に役立て頂ければと思います。
・前半クラス
諸手取り入り身投げ
諸手取り小手返し
後ろ両手取り三教
後ろ両手取り四方投げ
後ろ両手取り小手返し
・後半クラス
型稽古を通じて。
1)正中線を意識した身体の使い方
2)相手に重みを伝えるための身体の使い方
3)相手の中心を取ることを意識した稽古
を学ぶ
前半クラスは前回同様「審査対策」の稽古でした。
と言っても前回の「二級審査」ではなく「四級審査」の対策で、「肩取り二教」と「横面打ち四方投げ」の稽古をしました。
ここで私が間違って「肩取り二教」の手順を話す際に、崩しの際に外側に捌く手順をしてしまいました。
「横面打ち四方投げ」と同じく内側に捌く手順をすれば、覚えやすかったと思います。
今後は「肩取り」について、審査対策としては、取り敢えず内側に崩す手順で統一したいと思います(^^)。
前半クラスは、4月もしくは5月に行われる予定の2級審査のために、「審査対策」の稽古を行いました。
当会の場合、2級の審査から「後ろ両手取り」と「諸手取り」が入りますので、そちらの手順について説明をしました。
(※先月入会された方は、審査対策稽古ではなく「初心者稽古」を行いました)
慣れてしまえば、技の手順自体はそんなに複雑ではないのですが、特に「後ろ両手取り」のように、相手が自分の後ろにいるという状況に慣れていないため頭が混乱して、自分がどう動いていいのか分からなくなります。
そのため、特に審査対策の稽古の時は、審査を受けられる方々の動きをずーっと見ていて、間違ったところがあると直ぐに修正するといった具合の稽古となります。
(普段の稽古でも、大きく手順を間違った場合のみ修正するようにしていますが、近々に審査を受けられる方々には、細部まで修正をするようにしています)
初心者や有級者の方々は、まず「色々ある技の手順を覚える」という事が大切です。
どの技もそうですが、身体がその技の手順を覚えてしまえば問題はないのですが、身体がその技の手順を覚えるまでは、こちらも付き添うような感じで一緒に稽古をしたいと思っています(^^)!!
・前半クラス稽古内容
後ろ両手取り四方投げ
後ろ両手取り小手返し
後ろ両手取り三教
後ろ両手取り入り身投げ
諸手取り呼吸法
諸手取り一教
諸手取り小手返し
諸手取り入り身投げ
この日は「師範稽古」及び「初段の昇段審査」でした。
当会会員のみならず、普段から当会の稽古に参加されている「他道場の方々」が多く見守っている中での審査だったので、
とても緊張されたと思います。
そのような状況の中で、審査を受けられた方が無事「初段に昇段」され、私も「ホッと」しました。
この審査のために、「模擬審査」を3~4回行いました。、
初段の審査ですので、本番の審査で手順が分からなくなるようなことは無いようにと思い、「模擬審査」では徒手技についてはほとんどやりました。
「模擬審査」では、多少の失敗がありましたが、その甲斐があってか、本番の審査では、模擬審査の時よりもとても素晴らしく動かれていらっしゃり、安心して見る事が出来ました!!
当会では、審査前に必ず「模擬審査」を行います。
「模擬審査」では失敗が許されます。ですので、「模擬審査」で失敗をしたからと言ってがっかりするのではなく、その失敗から学んで、本番の審査で活かしてもらえればと思っています(^^)!!
この日から新しく入会された方がいらっしゃったので、前半クラスでは「正面打ちの打ち方」など、基本的というより基礎的な事を中心に稽古を行いました。
まず「正面打ちの素振り」をし、自分の手刀が真っ直ぐに振り下ろせているのかというのを確認しました。
その後は、二人一組となり、お互いに正対をし、片一方が相手に正面を打ち、相手に当たる前で寸止めをして、自分が真っ直ぐに打てているのかどうかを確認しました。
「正面打ち」というのは、本来なら相手の正中線上を真っ直ぐに切る事だと思いますから、かなり難しいです。
もちろんただ単に相手の正中線を真っ直ぐに切ればいいというのではなく、自分も隙が無く切らなくてはなりません。
ですから、自分の身体の使い方が上手くないと、自分に隙が無く、なおかつ相手の正中線上を真っ直ぐに切るという動作はかなり難しいのです。
(偉そうに言ってますが、もちろん私もそんな事が出来ませんので、いつも考えさせられますが・・・(苦笑))
そのためには、正面打ちに限らず、稽古において「相手を倒そう」とか「相手を投げよう」など、自身の攻撃的な欲望が出てしまうと、自分自身の動作についての冷静な判断が出来なくなります。
ですので、当会の稽古では「自分の動作の確認をするためにも、自分の動作が確認出来るスピードで動いて下さい」とお願いをしています。
もちろん速く動く稽古というのも重要です。特に初心者や有級者の方が「新しい型の手順」を覚えるためには、繰り返し何回も動いて「新しい型の手順」を覚えるしかありませんので、動く回数を多くするためにも速く動く稽古は必要です。
ただそればかりだと、私のような者は、稽古中に自分の身体の使い方が確認が出来ないので、自分の稽古の時は、自分の動作を確認できるスピードで動く稽古方法を取り入れてます。
会員の皆さんは、お金と時間を費やしてまで「合気道をやりたい」と思っていらっしゃるのですから、会の責任者としてはそれに見合うような状況を提供出来たらと思います(^^)!!
2025年の稽古始めの日でした。
当会会員以外にも、他道場で稽古をされているビジター参加者の方々も稽古にお越しくださり、
賑わいのある稽古始めとなりました(^^)。
前半クラスでは、あともう少しで2級の審査を受けられる方がいらしたので、早目の審査対策として
「2級の審査技の一部」を行いました。
御当人に「どの技が不安ですか?」と聞いて、その結果を稽古内容に反映させました。
2級の審査ではほとんどの徒手技が出てきますので、審査がまだ先とはいえ、早目早目に対策をするようにしています。
ちなみに、1級の審査はほぼ「プレ初段審査」という状況ですので、全ての徒手技が出てくると思っておいた方が良いかと思います。
まあ、審査の近くになりましたら「模擬審査」も行いますので、そこで色々と修正をしブラッシュアップをして頂ければと思います。
後半クラスは、武術に必要な「身体の使い方」などを色々と研究しました。。
まあ、後半クラスでは、私の研究目的も兼ねて大体いつもこのような事をしています。
身体の使い方などは、なかなか一朝一夕で身に付くものではないので、気長に続けていきたいと思います。
・前半クラス
両手取り入り身投げ
両手取り小手返し
両手取り一教
横面打ち三教
正面打ち四教
・後半クラス
片手取り転換
片手取り自由技
正面打ち捌き
正面打ち自由技